自律神経失調症の原因・ストレス(種類・特徴)

自律神経失調症

自律神経失調症の原因・ストレスについて

ストレスは、からだの防御反応です。ストレスを過度に受けていると、心身の機能が損なわれてしまいます。自律神経失調症の原因・ストレスについて紹介していきます。

ストレスとは

外部からの刺激による防御反応

ストレスストレスとは、原因になるストレッサーという外部からの刺激により、からだが受ける生理的なひずみと、その結果によるからだの防御反応のことをいいます。つまり、ストレッサーとなる刺激を受けると、心身に何かしらの負荷がかかります。それが、場合によっては程よい緊張感をもたらしますが、不快な負担となる場合もあります。その状態が長く続くと、ストレスに抵抗できなくなり、異常な反応を起こすことになります。ストレスの原因になるストレッサーは、仕事のプレッシャーや人間関係のトラブルなど、不快なもの、悩みばかりではなく、入社や入学、引っ越しなどの生活環境の変化、季節や天候、気温などの物理的なものも刺激となります。日常生活の中には、さまざまなストレッサーがうず巻いているのです。

ストレスになる原因の種類

身体的ストレス
病気・ケガ睡眠不足・栄養不足・不規則な生活・身体疲労など
精神的ストレス
節約や強制などによる精神的な負担・健康や将来に対する不安・恐怖・失敗・挫折・怒り・家族への不安など
社会的ストレス
仕事(就職・転勤・昇進・左遷・転職・失業・退職・残業・就業時間・接待など)・学業(入学・進学・転校・退学・卒業・成績不振など)
人間関係
つき合い・他人とのトラブルなど
物理的ストレス
温熱・寒冷・高気圧・低気圧など
環境的ストレス
騒音・公害・災害・照明・空気汚染・細菌やウイルスの感染など

心の病気にも似た症状のものが

診断が困難

多忙なビジネスストレッサーは、時や場合、量、質に応じて不快にもなれば適度な刺激にもなります。このうち、心身への不快なストレスを長時間受け続けると、その人の許容範囲を超えてしまい、心身の機能を狂わせてしまいます。自律神経もその1つで、本来の働きが損なわれてバランスを乱してしまいます。そうなる前に、からだはいろいろなサインを発します。サインは、頭痛やめまいといった身体症状だったり、不安感や虚無感などの精神に訴えたりしますが、なかにはサインに気づかない人がいます。「最近、調子悪そうに見える」と周囲からいわれて初めて気づく人、最初は感じていたのに仕事の忙しさに追れているうちにストレスの存在すら忘れてしまう人などがそうです。自律神経失調症になるほどの過度なストレスを受ける前に、自分がどの程度のストレスを受けているのか、自覚することが重要になります。特に、年齢によってはストレスを受けやすくなりますので、気楽に考えず、客観的に自分の生活や状態をチェックしましょう。

年代別ストレスの特徴

学童期

学童期のストレスの特徴

学校生活が中心になるので勉強のこと、友だちとの関係による悩みが多いですが、イジメの問題、親との関係、習い事、受験のプレッシャーなど、子どもなりのストレスも多いのが特徴です。

思春期

思春期のストレスの特徴

あらゆるストレスに非常に敏感になります。思春期は、急速な成長によるアンバランスとが合わさって心身が不安定になるので、自律神経症状の訴えが多い時期といわれています。

青年期~成人期

青年期~成人期のストレスの特徴

からだは安定しますが、就職や結婚、子どもの誕生といった人生のイベントが続く時期と重なり、環境の変化によるストレスが中心になります。

中年期

中年期のストレスの特徴

仕事でも家庭でも責任が重くかかってくるので、受けるストレスも大きくなります。さらに、身体的に更年期を迎えることもあり、自律神経症状が多く見られます。

老年期

老年期のストレスの特徴

体力の衰え、定年退職、健康問題、将来的な不安、孤独などが一気に押し寄せてくる一
方、ストレス耐性(ストレスに抵抗する力)が落ちてくるので、小さな刺激にも過敏な反応を起こします。

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自律神経失調症の基礎知識