自律神経失調症の治療(音楽療法とアロマテラピーの効果)

自律神経失調症

自律神経失調症・音楽療法とアロマテラピーについて

音楽や香りの力を活用して心身をリラックスさせる、音楽療法やアロマテラピーなどは、その効果がきちんと証明されている治療法です。自律神経失調症・音楽療法とアロマテラピーについて紹介していきます。

音楽療法について

音楽療法音楽療法とは、音楽のもつ生理的や心理的などの作用を用いて、心身の障害の回復や機能の改善、生活の質の向上などに向けて、音楽を意図的に使用する治療法です。好きな音楽を聴くというのもこの療法の1つですが、より有効なプログラムにもとづき、医療現場で積極的に取り入れられています。音楽療法は、音楽作品を聴くという受動的なものと、音楽作品を演奏するという能動的なものとに大きく分けることができます。

音楽の力について

アルファ波が出て心が落ち着く

音楽を聴いているときに脳波を調べると、心が落ち着いてリラックスしているときに出るアルファ波が出ていることがわかっています。

免疫力や代謝が活性化する

心地よい音楽は、免疫力の働きや代謝を活発にするという臨床報告があり、科学的に解明されています。

副交感神経の働きがアップする

音楽を聴くと、呼吸がゆっくりと深くなる、皮膚の温度が上昇するという結果もあります。これは血行がよくなったことを意味し、副交感神経の働きが強まったことがわかります。

演奏やコーラスにも効果が

音楽は聴くことばかりでなく、歌うことも療法になります。コーラスやカラオケなどで大きな声を出して歌うことにより、ストレスの発散にもなり、呼吸機能を高め、血液の循環を促進させます。また、楽器の演奏に関しても、楽器の音を聴く事と、演奏する手足の動きの相互作用によって、心身によい影響をあたえます。

音楽療法の内容について

クラシック音楽自律神経失調症の治療には、受動的な音楽療法が効果的です。特に、性格や人間関係によるストレスが原因の人には、言葉を使わない音楽が心身をリラックスさせるようです。また、自律訓練法や絶食療法などと組み合わせて、治療中に音楽を流すと、リラックス効果の増進が期待できます。音楽療法に使われるジャンルは、一般にヒーリングミュージツク、穏やかなクラシック音楽がよいとされています。しかし、人により音楽の好みは違いますので、選曲を患者自身がすることがあります。

アロマテラピーについて

アロマセラピーアロマテラピーとは、芳香療法のことです。人類は、古くから植物などの芳香物質を抽出して治療に役立ててきました。医学の祖といわれるヒポクラテスも、ハーブを使った処方箋を残しているといわれます。クレオパトラがお風呂にバラの花びらを浮かべたといわれているのも、一種のアロマセラピーといえるでしょう。アロマテラピーにはラベンダーローズマリーなどのハーブ類がよく使われますが、バラなどの植物の花、葉、木、根、果皮など、あらゆる部位からエッセンシャルオイルを抽出して活用します。とくに女性に人気が高く、アロマオイルをキャンドルや電気で熱したり、皮膚に塗ってマッサージをしたり、浴槽にたらしてアロマバスにしたりして、香りを楽しみながら心身をリラックスさせているようです。

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自律神経失調症の基礎知識