自律神経失調症・精神症状(うつ病・不安神経症)

自律神経失調症

自律神経失調症・精神症状の特徴について

自律神経失調症はからだの症状だけでなく「心」のバランスも乱し、不安やイライラといったうつ病や集中力の低下を招きます。自律神経失調症・精神症状の特徴について紹介していきます。

代表的な症状は不安感、うつ状態、イライラ

からだの症状以外にも様々な精神症状を伴います

自律神経失調症・うつ病自律神経失調症はからだだけでなく、さまざまな精神症状を伴います。具体的な症状としては、「イライラする」「些細なことが気になる」「何を見ても興味がわかない」「気持ちが落ち着かない」「不安でしかたがない」「憂うつになる」「理由もなく落ち込む」など、日常的によく見られるものが中心になります。普通でも、ちょっと体調が悪いだけで気持ちがふさぐとか、憂うつな気分でいると胃や頭が痛くなるなどのように、からだと心は密接な関係にあります。自律神経失調症の場合はとくに、司令塔である視床下部にトラブルが起きているわけですから、感情や精神活動大脳辺縁系や大脳皮質とのコミュニケーションに支障が生じてしまい、その結果、精神面にも影響が出てしまいます。また、自律神経症状は、がんや胃潰瘍などの病気の際にも、うつ病神経症などの心と精神の病気のときにも両方あらわれます。

身体症状と精神症状とが絡んで悪循環を招く

不安やイライラなどの精神症状が新たな身体症状を招く

自律神経失調症で身体症状を訴える人にはなんらかの精神症状があらわれ、精神症状を訴える人には身体症状も見られることがほとんどです。しかし、身体症状と精神症状のどちらが先か、どちらが中心なのかを判断するのは非常に困難です。さらに、からだと心の症状が絡み合ってしまうとやっかいです。不安やイライラなどの精神症状が新たな身体症状をつくり出し、別の症状があらわれることで精神状態はさらに悪くなり、そしてまたほかの症状へとつながっていくからです。早めに適切な治療をしないと、次々と症状が増えていくという悪循環を招くので注意が必要です。

集中力や記憶力の低下も

抑うつ型の自律神経失調症の精神症状

精神症状・集中力や記憶力の低下気分が落ち込んだり、イライラしたり、憂うつになったりという精神症状は、本人が自覚できるだけにわかりやすいですが、意外に知られていないのは集中力や記憶力の低下です。「これまでは簡単にできたはずの仕事ができない」「まったく能率が上がらない」「大切なことなのにすぐに忘れてしまう」といった事は、だれでも経験すると思います。そんなときの言い訳として、加齢や多忙をあげる人が多いですが、これらは抑うつ型の自律神経失調症の精神症状に見られます。集中力や記憶力の低下は、焦りや自信喪失につながり、新たなストレスの原因になって勉強や仕事、日常生活にも支障をきたします。このような状況に陥ったら、落胆する前に病気を疑ってみましょう。

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自律神経失調症の基礎知識