自律神経失調症の原因・生活習慣(睡眠不足・食生活)

自律神経失調症

自律神経失調症の原因・生活習慣について

睡眠不足に不規則な食生活、昼夜逆転の生活など、生活習慣の乱れは体調不良を招き、自律神経を乱します。自律神経失調症の原因・生活習慣について紹介していきます。

生活リズムと自律神経

不規則な生活リズムが自律神経を乱す

自律神経失調症・睡眠不足夜になって暗くなれば眠くなり、十分な睡眠をとれば自然に目が覚め、活動することによって空腹になるというのは、生命を維持するもっとも大切な生理的機能といえます。そして、それをコントロールするのが自律神経です。しかし、現代社会は24時間フル稼働しています。オールナイトで営業するコンビニやカラオケに集まる若者もいれば、国際化に伴って昼夜の区別なくパソコンや通信機器と向かい合っているビジネスマンも、交替制で夜間勤務を余儀なくされている医師や看護師もいます。1日くらい夜更かしや徹夜をしても大きな問題にはなりません。しかし、あまりにも頻繁に徹夜をしたり、昼夜逆転の生活をしたりしていると、生活のリズムが乱れて現実とからだが認識する時間との間に差が生じるようになり、自律神経の働きに悪影響を与えるようになります。通常、活動している昼間のうちは交感神経が優位に働き、夜になれば休息をとるために副交感神経が主に作動します。しかし、昼夜のリズムが狂うと、副交感神経と交感神経のスイッチがスムーズに切り替わらなくなってしいます。特に、夜型人間は自律神経が失調をおこしやすいといわれています。夜間勤務の人は、日中勤務の人に比べると心身の健康に問題を抱える可能性が高いので、注意が必要です。

年齢と生活リズムについて

人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが、自律神経失調症の引き金に

子供の睡眠不足生活リズムには、1日単位ばかりではなく、1か月、1年などのサイクルもあります。また、生まれてから死ぬまでの一生の中の、年代ごとのリズムも重要です。交感神経と副交感神経との力関係は、年齢によっても変わってきます。例えば、幼いころは副交感神経の働きが活発です。心身の成長が活発なこの時期に十分な休養と睡眠は重要で、ゆったりとした生活リズムが成長につながります。しかし、大人になるにつれて交感神経が優位になっていきます。身体的にも知能的にも能力が高まる青年期から成人期は、「活動する神経」が一番活発に働くようになり、社会的にも充実する熟年期を迎えます。そして、からだの機能が衰えを見せる老年期には、のんびりと過ごせるように再び副交感神経が優位に作用します。それが自然なリズムです。ところが最近は、夜更かしをする子どもが多くなりました。大人も、遊びや仕事、付き合いを夜遅くまでこなしていますし、高齢化社会に対する不安から、お年寄りはのんびりと暮らせなくなりました。人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが、自律神経失調症の引き金になることを忘れないでください。特に、成長過程の大切な時期である幼少年期に規則正しい生活習慣を身につけることは、その後の生活リズムに大きな影響を与えることをしっかりと認識しておきましょう。

年齢別自律神経の働き

幼少年期
副交感神経が優位
基本的な生活習慣を身につける大切な時期です。日中にからだを使って遊び、夜はしっかりと睡眠をとることが大切です。
青年期
交感神経が優位
多感な時期で、ホルモン分泌が不安定になりやすいため、些細なことでもストレスになり、バランスを崩しやすい時期です。
熟年期
交感神経が優位
人生の中でもっとも充実した時期ですが、社会的にも家庭に対しても大きな責任を背負うことになり、心身に受けるストレスが大きくなります。
老年期
副交感神経が優位
体力の衰えを感じ、身体的な病気への不安が高まる時期です。職場を退き、老いを意識することで人生に対する喪失感がストレスになります。

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自律神経失調症の基礎知識