自律神経失調症の治療(一般心理療法の効果と特徴)

自律神経失調症

自律神経失調症・一般心理療法の効果と特徴について

どの病院でも行われている、心理療法の基本となる治療法です。医師との会話を通じて、患者本人が抱えている問題を探り出し、不安や緊張を軽減する効果があります。自律神経失調症・一般心理療法の効果と特徴について紹介していきます。

一般心理療法について

一般心理療法一般心理療法はどこの病院でも一般的に行われている心理療法で、簡易精神療法ともいわれています。これは、医師と普通に会話を交わすだけなので、治療とは気づかずに話をする人がいるようです。初診時に医師から、いつからどんな症状があらわれたか、その症状はどんな時にあらわれるか、生活面で悩みはないかなど、いろいろなことを質問されます。一般心理療法では、心の問題の真相に迫るため、同じようなことをより深くより細かく聞くので、その延長のような印象が強く、治療が進められているという意識がない人もいるようです。

一般心理療法の特徴について

一般心理療法を進める際に、医師は患者の不安や抱えている葛藤などを会話の中から明らかにして、患者自身に気づかせようとします。それまで周囲から理解してもらえなかった身体症状の悩みや、言いようのない不安感のようなものを話させるうちに、患者の気持ちが落ち着き、原因が見えてきます。この治療法では、患者の悩みやつらさを否定したり、責めたりはしないので、医師を信頼し安心して話しましょう。だれかに話すことで心が軽くなり、それだけで症状が改善する場合があります。また、この心理療法は一般外来でも行っていますが、限られた診察時間内では、成果を上げるところまでいたらない場合が多いようです。だからこそ、患者の話をじっくり聞いてくれる心療内科をおすすめします。

受容・支持・保証の3つのステップ

一般心理療法にあたる医師は、この療法の柱である「受容」「支持」「保証」の3ステップを踏まえながら、患者をサポートします。具体的には、最初は患者の気持ちを受け止める「受容」から入ります。これは、患者の話に耳を傾け、「つらいですね」「大変でしたね」などの声をかけながら、その不安な気持ちやつらさをそのまま受け止めます。次は、不安で心細い患者を支える「支持」です。「そんなふうに悩んでこられて、疲れたのですね」などと声をかけて、患者の立場や不安な心を支えます。そして、明るい展望が開けることを納得させる「保証」へと移ります。医師は、病気を引き起こした原因に気づかせ、「よくなる」「きっと治る」といって、患者を勇気づけます。このプロセスの中で、時には問題点に深く踏み込んだり、心の奥底にしまい込んでいる傷にふれたりして、患者自身が不快な思いを強いられることがあるかもしれません。しかし、そのようなところにこそ、原因の核があります。患者自身が、病気の原因となっている原因に気づき、病気との関連を理解できるようになれば、症状の改善につながります。そして、心が癒されていき、再発を繰り返すこともなくなります。

ステップ①受容

患者の訴えに耳を傾け、その気持ちを受け止めます。

ステップ②支持

不安でつらい思いをしてきた患者を支えます。

ステップ③保障

回復するという希望を持たせ、病気の原因に向かい合う手助けをします。

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自律神経失調症の基礎知識