自律神経失調症の原因・環境(自然環境・社会環境)

自律神経失調症

自律神経失調症の原因・環境について

快適な生活がからだの適応能力を奪い、自然環境や社会環境の変化がからだの機能を狂わせます。自律神経失調症の原因・環境について紹介していきます。

適応能力について

現代生活はからだの適応能力を低下させる

自然環境・冷房私たちを取り巻く環境は、日々変化し続けています。社会も家庭もIT化、高齢化、少子化、核家族化、国際化が進んでいるのに、それらについていけずストレスを抱え込んでしまう人は増加する一方です。ここで注意しなければならないのは、現代社会は多くのストレスを投げかけるだけでなく、そこで生活する人々の適応能力を奪ってしまうという事です。例えば、ほとんどの家庭や職場、学校には冷暖房設備が備わっています。スイッチを入れればすぐに快適な状態をつくり出しますが、そんな中で生活していれば、からだは自分で体温調節をしなくなります。また、どこに行くにも車を使ってばかりで歩かなくなれば、足腰の筋力は必然的に衰えていきます。適応能力の喪失は、身体面だけではなく精神面にも及びます。パソコンやテレビゲーム中心の生活を送っているうちに、人と向き合えなくなったり、Eメールでしか自分の気持ちを語れなくなったりと、他人とスムーズに付き合うことができない人が増加しています。心配りや思いやりは、家族や友人とふれ合ううちに自然に育つものです。現代人は、円満な人間関係を築けなくなりつつあるというわけです。このように、自律神経失調症に悩まされる人が増えているのは、彼らのからだや心がさまざまな環境の変化に適応できなくなっているからともいえます。

過剰適応について

過剰に適応するタイプも要注意

過剰適応に要注意「適応できない」という言葉には、これまで述べてきたような「不適応」のほかに、「過剰適応」という意味があります。そして、過剰適応にも、過度に適応してしまうことだけでなく、無理に適応しようとする意味があります。多少のがんばりはパワーになりますが、がんばり過ぎはトラブルのもとになりかねません。無理に環境に適応しょうと自分を追い込んでしまう、危険な要素を含んでいるからです。それでも、がまんできているうちは元気です。むしろ、はつらつと見えることもあるかもしれません。しかし、無理をすればどこかに必ずひずみが出てきます。徐々に精神的な負担が大きくなり、自分で自分自身を追いつめてしまう結果となり、やがて自律神経のバランスを乱すことになります。自律神経失調症とはまったく無縁と思われたバリバリの仕事人間が、突然にダウンしてしまうケースは、それほど珍しいことではありません。それだけ過剰適応している人も多いということでしょう。

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自律神経失調症の基礎知識