自律神経失調症の診察・検査(症状と受診する科)

自律神経失調症

自律神経失調症・症状と受診する科について

症状によっては微妙な領域で、どこの病院、何科を受診すればよいのか、わからない場合があります。最初は、家や職場の近くの内科でも十分です。自律神経失調症・症状と受診する科について紹介していきます。

最初は症状に応じて一般的な科を選ぶ

一般的な科信頼できる主治医がいれば、必要に応じて受診すべき病院を指示してくれるはずです。問題は、そういった主治医がいない場合です。自律神経失調症の多くは内科で十分ですが、症状がめまいや耳鳴りだけなら耳鼻科へ、肩こりがひどければ整形外科のほうがおすすめです。複数の症状が出ているのなら、もっともつらい症状に合わせて受診する科を決めましょう。重要なのは、素人判断で病気を決めつけずに、医師の診察を受けることです。専門の科が違っても、診察や検査結果によって身体的な原因があるかどうかがわかります。また、症状によってはいろいろな病気の可能性もあるので、医師は、それらを1つずつ消去して病気を特定していきます。このように、いろいろな角度から病気の可能性をさぐり、それでも身体的な異常が見つからない場合に初めて、精神的なストレスの影響を疑うことができます。

受診する科によって診察も検査も異なります

自律神経症状はからだのあちらこちらにあらわれますので、いろいろな科で対応されています。そして、それぞれの症状による病名がつけられているのが現状です。このようなケースは、自律神経失調症に限ったことではありません。たとえば風邪をひいた場合、内科に行く人ばかりでなく、鼻水、鼻づまり、のどの痛みがひどくて耳鼻咽喉科を受診する人もいるとおもいます。どちらの専門医も症状に応じて薬を処方してくれますが、診断名は異なり、とくに耳鼻咽喉科では急性鼻炎、咽頭炎などになります。病名が違っても、薬などによって症状を緩和することは可能です。初期の自律神経失調症や症状が軽ければ、一般科の治療でよくなる場合もあります。

一般的な診断名

内科
(症状)胃のもたれ、吐き気(診断名)慢性胃炎、急性胃炎
整形外科
(症状)肩こり、腕のしびれ(診断名)頸肩腕症候群
耳鼻科
(症状)めまい、ふらつき、耳鳴り(診断名)メ二エール病
内科
(症状)動悸、息切れ、頭痛、頭重感(診断名)頸肩腕症候群、脳底動脈循環不全

症状の改善がない時は心療内科や心身医療科へ

一般科で行われる治療は、現在の症状を治すための対処療法が中心になります。初期の一時的なものなら、処方された薬を飲み、規則的な日常生活を心がけることで完治する場合があるので、まずは様子を見るとよいでしょう。ただし、病気というのは原因を突き止めて治療を行わないと完治は難しいいものです。薬の服用をやめると、また症状があらわれる場合があります。治療を一定期間続けても症状の改善が見られない、一時的によくなっても治療をやめると症状がぶり返す、どんどんひどくなる、などの場合は、原因であるストレスに対する根本治療を行う必要があります。それには、内科などの一般科では限界があり、からだと心をトータルに診察する心療内科や心身医療科へ行くことをおすすめします。

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自律神経失調症の基礎知識